赤ちゃん犬はどこへ行った?

赤ちゃん犬はどこへ行ったのでしょうか?

 

幼い頃は祖父母と暮らしていました。田舎で農家をしていた祖父母の家には犬がいました。そういえば、最近は犬をあまり見かけない気がします。

 

 

犬って、ほぼメスらしいですね。テレビのクイズ番組で知ったときは、驚きました。うちで飼っていた犬もメスだったのですが、きっと美人の犬だったに違いありません。だって、毛並みがきれいで、見た目がシュッとした犬でしたから。犬って絶対に美人だと思う。

 

 

その美人な犬、赤ちゃん犬を雨戸の収納スペースに産んだことがありました。そんなところで産んだものだから、おばあちゃんが困っていました。

 

 

私は「赤ちゃんがそんなところで産まれるんだ」って、とっても不思議でした。とういうか、いきなり赤ちゃんがいるってことが驚きで、その時にはじめて『生命の誕生』ということを目の当たりにした気がします。『生命の誕生』っておおげさだけど、それくらい衝撃です。

 

 

だって、一匹しかいない犬にいきなり5匹の小さくて目も見えない赤ちゃん犬がいるのですから。産むという言葉は知っていても、実際の産むという行為ってよくわからなかった。「いきなり犬がいる。増えた。」という表現の方がその時の気持ちには近いかもしれません。

 

 

興味があって、触りたくて、何回も赤ちゃん犬を見にいっていたら、ある日赤ちゃん犬がいなくなりました。びっくりしておばあちゃんに「犬がいない」って聞いたら、「どこかへ連れて行ったんだよ。人間が近くにいるから警戒したんだね」と。

 

 

家の周りを探してみたけれど、赤ちゃん犬は見つからず。美人な犬一匹だけがうちに帰ってきました。あの赤ちゃん犬はどこ行ったのか、今だにわかりません。